この鐘楼は享保19年(1734)に学誉大僧正の遺徳顕彰のために建立されたもので、農繁期の時報として、12月31日の除夜の鐘として利用されてきました。鐘楼は腐朽のため明治10年に再築されましたが、梵鐘は昭和18年の金属供出運動によって献納されてしまいました。現在の梵鐘は昭和26年に佐倉出身の彫金の大家、香取正彦氏に依頼して再鋳されたものです。浦安市唯一の鐘楼なので大晦日には除夜の鐘をつきに多くに参拝客が訪れます。